【SEALY シングルマットレス 102X196X26】
目立たない商品ですが、実はコストコでよく売れているのが、SEALY のマットレスなんです。
SEALY はご存じのとおり、アメリカが誇るベッド用のマットレスで、家庭用の他、
ホテルなどの業務用には圧倒的な信頼性と耐久性で使われています。
古い話ですが、戦後の焼け跡から復興を始めた日本は、まず粗末な小屋を建て始めました。
そのころの、インスタント建築が災いして、未だにうさぎ小屋のような小さな家が日本のスタンダードと信じて
小さな家を建て続ける日本の役人も業者も、バカというより悪質なんですね。
戦後、同じように復興を始めた狭い国土の韓国でさえ、庶民のアパートは、30坪・40坪・50坪が標準サイズなんですが
日本では、韓国の最低水準の30坪のアパートのレベルさえ、とうてい満たしていないのです。
まあ怒りは置いといて、戦後のせんべい布団に寝ている日本人にカルチャーショックを与えたのが
進駐軍のベッドとSEALYのマットレスでした。
私の学生時代、1964年頃ですが、福岡の白木原の米軍ベースにいた航空管制官と仲良くなり、彼の自宅によく遊びに行きました。
そこで見た、外国たばこ(洋モクと呼んでいました)やアイスクリームや缶入りコーラとならんで
ショックだったのは30cmちかい厚さのフカフカのベッドでした。
当時から私の実家はスプリングの製造業を営んでいました。
佐賀県の鳥栖に、フランスベッドの工場があり、私はよくスプリングの配達に行っていましたが、
当時のベッドはフォーミングバネというプレスしたものでした。
ところが、米軍のマットレスのスプリングは、コイルバネだったのです。
寝心地がまったく違います。 まるで天使のしとねです。
やわらかい、鼓型のコイルスプリングを一つづつ布の袋に入れて、ずら〜っと並べて
なおかつ、ずれないようにコイルを互いにつないでいるのです。
こうすることによって、一つ一つのスプリングのユニットは独立して動き、
パートナーが寝返りを打っても、隣に影響しないのです。
また、骨盤の部分は独立して沈み、背骨は常にまっすぐになるのです。
現代につながるこのような技術が、すでに60年代の米軍のベースで使われていたのです。
その後、NASAの技術開発の副産物で低反発素材が開発されたりして、ベッド用のマットレスは
ますます進化していきます。
そんなわけで、SEALYのマットレスは、ひそかに売れているのです。
【送料は別途見積となります】