【 ティファニースタイル テーブルランプ 46x71cm 7kg 】
Tiffany Style Table Lamp
部屋の明かりを暗くして、このランプを眺めていると、まったりと心が癒されてきます。
悪いニュースをがなりたてるテレビを消して、静かな音楽をながしてうっとりとして明かりを眺めていると、別の世界にいるようです。
そもそも、ティファニーランプというのは、19世紀末に、ルイス・C・ティファニーが創作したものが、19世紀後半から20世紀初頭の
アールヌーボーの波の中でもてはやされ、一世を風靡した様式です。
ルイス・カムフォート・ティファニーは、ニューヨークの5番街の世界的に有名な宝石商、テイファニーの息子です。
彼は、12世紀からヨーロッパで教会を中心に発達したステンドグラスを、そのころエジソンの発明した電球を使って、
より簡単に家庭に持ち込めるランプとして再現しようとしたのだと思います。
というのはアールヌーボーの波の中で、1885年ころにはフランスのエミール・ガレのガラスのランプがすでに有名になっていました。
ガレのランプは、いまや骨董品で個人で保有するのが困難なほどの名品になっていますが、これは溶かしたガラスを何層も重ねて作る
技法で、熟練した職人でなければ作れない高度な技術が必要とされるものです。
この技術がなぜか、日本に伝わって福岡県の福間町(現在は福津市)のマルティガラスで独自の発展をして、宮内庁御用達にまで
なっていましたが、バブル崩壊已来の不況でとうとう倒産し、在庫処分の工場閉鎖セールがあり安く買うことができました。
このときにすごく感激したことがあります。
マルティガラスの素敵なデキャンタがあったのですが、ほんの少しごくごく目立たない傷がありましたので、これはいくら?
とたずねました。そしたら、その職人さんはじつと見て、「これは売ることができない」と言うのです。いや大好きなものだから、
これくらいの傷はかまわないといいますと、「処分します」といきなりハンマーで叩き割ったのです。
びっくりしました。 明日倒産という工場閉鎖の処分市です。少しでも在庫を換金して、自分たちに配分してもらいたい。
倒産する会社の従業員なら、そう考えて不思議は無いのに、少しでも傷のあるものは、たとえ自分たちは路頭に迷っても
絶対に売りたくない。 こう言いたかったのでしょう。 寡黙な職人さんのプライドに涙が出て仕方ありませんでした。
話は変わりますが、今の日本でなら、経済も立ち直り、このような世界的にすばらしい技術を持った会社が倒産することも
なかったと思うのですが、その当時の日本はまったくメチャクチャで、貴重な文化を保存するという機運もまったくなく、
あたら100年近い歴史と技術を誇る日本の多層クリスタルガラスの技術が失われてしまいました。
幸いその後、ガラスを愛してやまない元職人さんたちが、小さな工場を作り、マルティガラスの製造を始めていますが
資金の関係で大きなガラスの溶解炉を作ることができず、小さな作品しか作れないのは、まことに日本の損失です。
さて、話はニューヨークに戻ります。
新進気鋭のルイス・C・ティファニーは、フランスのエミール・ガレの技法に負けないものを作りたいと決意したはずです。
そのため彼はステンドグラスの技法のうち、もっとも困難なガラスとガラスを接合する部分を簡単にする技術を考案したのです。
従来のステンドグラスは、カットしたガラス片とガラス片をつないでいくために、鉛桟という技法を使います。
これは、断面がH形の長い鉛の枠を作って、ガラス片の周囲に巻きつけるのです。つまりガラス片の周りに一つ一つ鉛のサッシを
差し込んで、これを作業台の上に並べて、このサッシを半田付けしていくのです。
このため、どうしても鉛桟が大きくなり、デザイン上もうっとうしくなり、また重量もかさんで重いものになります。
さらに、ガラスと鉛桟には隙間ができますので、これにパテを埋めていくために、教会などのステンドグラスは、長い年月の間に
どうしても風圧などで砕け落ちてしまいます。
現在残っている12世紀以後のステンドグラスは、ほとんど後世に何度も修復したものです。
修復期間も、昔は80年に一度といわれていましたが、現在は酸性雨や公害のため、もっと短い期間で修復が必要のようです。
ルイス・C・ティファニーはこの面倒な鉛桟をやめて、ガラス片の周囲のコバ口に直接薄い銅のテープを巻きつけて、
そのガラス片を半田でつないでいく技法を考え付いたのです。
しかも、ボールを伏せたような型をつくり、(これは写真の傘の形に合わせたものですが) これにタッキーワックス(蜜蝋)を塗って
これに直接カッパーホイル (銅箔テープ)を巻いたガラス片を並べていきます。 つまり立体成型という画期的な方法です。
この銅箔テーを半田でつないでいき、半田が全部終わると、全体を加熱すると蜜蝋は簡単に溶けてランプシェードの完成です。
この後、裏面も半田付けをして、光った半田はパティーナ液 (腐食液) をすり込んで、表面をワックスで磨いて完成です。
この技法で、重くて鉄枠を必要としたステンドグラスは、ランプシェードだけで自立することができる軽いものになったのです。
このランプは20世紀初頭のアメリカで爆発的な人気になり、このランプの様式はティファニーランプと呼ばれるようになりました。
面白いことに当時、コカコーラのロゴを入れたものまでありました。 アールヌーボー華やかなりしころですね。
昔からガラス好きな私は、今から30年も前のアメリカ建国200年祭に参加するために、妻とニューヨークのパレードを見に行きました。
憧れのティファニーの店は、そのころ日本人も少なく、ティファニーランプなども見られないかと思ったのですが、
建国記念日の7月3日は、お店はすべて休み。ティファニーの本店はウィンドーショッピンクのみで悔しい思いをしました。
もっとも、当時の為替レートは1ドル360円。外貨持ち出し制限が300ドルという貧乏旅行でしたし、当時の日本人は
クレジットカードもほとんど持っていませんので買えるわけは無いのですけどね。
その日、街は1万人もの大パレードで深夜まで華やかでした。
当時のティファニーのランプは、今ではガレランプと同じく、個人では手が出ないほど高価になって、
各国の美術館所蔵品であることはいうまでもありません。
当サイトではティファニーランプと呼ばず、ルイス・C・ティファニーに敬意を表してティファニースタイルランプと呼んでいます。
【明かりをつけないときも輝くガラス】
このようなステンドグラスを使ったランプの欠点は、電気を消したときの単調さでした。
このため、アメリカでは様々な手作りガラスを作る工房がたくさんあって、表面に皺をつけたり、模様をつけたりと工房ごとに
特徴のあるガラスを製作しています。
私の知人の奥様は、長年ティファニーランプの製作にはまっていますが、アメリカからのガラスが高価で、この写真のサイズの
もので、ガラスと台座の材料代だけで20万近くかかったそうです。
下の写真をご覧ください。
一つ一つのガラスの表面が、様々に輝いていることがわかると思います。
簡単な安価なランプを見ることがあれば、ガラスの違いを見分けることができるはずです。
【ガラス片は600ピースもある手の込んだ大型ランプです】
この商品は、コストコがアメリカの技術を中国の工場に持ち込んで作らせたものですので、詳しい人が見ると
なぜこんなに安いのかと驚いています。
シェードの直径は、46cmもあります。
日本で従来売られていたティファニースタイルのランプのなかでは、特に大きいキングサイズです。
高さは、テーブルランプながら、71cmもあり、日本ではキングサイズ。アメリカのティファニーサイズです。
注目してほしいのは、ガラス片が600ピースもあることです。
これだけのガラス片を使ったものも、珍しいものです。 いかに中国の人件費が安いとはいえ、最近は急上昇です。
今後、こんなに安くできなくなることは明らかです。 今回の入荷は少数です。 違いのわかる人はお早めに。
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| 内容量 | 7kg | 梱包重量 | 8kg | | ブランド | Tiffany Style Lamp | 重量率 | 100% | | ブランド国 | China | 梱包寸法 | cm | | 販売者 | Costco | 梱包率 | 100% | | |
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